ツインソウル体験談 出会い 片思いの始まり

2018年1月26日金曜日

ツインソウル 体験談

t f B! P L


前回からのつづきです

私の家ははっきりいって機能不全の家庭だった
と今だからわかったけど


当時はまだ

なぜ自分はこうなんだろう


情緒も不安定

なにもできない虚無感

人間不信


なにかに怯えて、なにかはわからないけど
とにかくなにかが怖くて

生きるのも怖いまま

本当は生きていたくない

ひっそりと

消えてしまいたい



自分がダメなひとなのかと責めて
自己嫌悪でますます辛くて

なにか病の名前でもついたら
そのせいに出来ていいのにな

なんて思って精神科にでもいこうかな
と思ったけどそんな気力すらない


本当はそんなに辛いのに
辛くないふりをしてまさに死んでるように生きている

どうして生きてるのかもずっとわからない

そんな気持ちも誤魔化してなんとなく生きていた

そうなったのは思春期あたりから、成人をむかえてもなにも変わらない虚しい日々


そしてある夏のおわり

ノートに手記を中学生から書いていた私は
いつもそこに自分を責めることを書いたり
悲しかったこととか好きなように吐き出していた


女の子の日の時期になるといつも以上にメンタルが荒れて
そんな時期だったからか
人生のつらさにひたり
ノートに殴り書きをした


そこで初めて父親、母親に対する怒りを気づいたら書いていた


今では遅すぎるだろって思うけど
我慢まみれの私のマグマがやっと噴火した


だけど思考ぐせはなおらず
書いたあとすぐ


なんてことかいてしまったんだろう


と自責の念にとりつかれた

そして暴言をかいたページを破りすてた


ふりかえってみると
このときが私の心の声を
初めて私が聴く気になった瞬間だったと思う


そして次の日

ついにその人の存在


声から聞いた


優しい声だな
なんともいえないけど、説明できないけど、

とても好きな音に感じた


そのときしばらく声に癒されていた


そのあと姿を見ると
あまりカッコいいとはいいがたく

どっちかっていったら
残念なほうなのかな?

っていう印象だった

けどどこか素敵に見える

不思議な気持ちだった


向こうは私の存在に気づいてなかったと思う


私は過去の好きな人もずっと片思いで
なにもできずにフェードアウト
恋愛不適合な人で

そんな自覚があったから

声に惚れてその姿をみた時


ああ、またあの時と同じ片思いになるのかな
いやだな、つらいな、ループだな


と半分さめたような気持ちで恋におちてしまっていた


熱みたいなものだし、そのうち冷めるよね


と思いながら涙が出そうになりながら
帰ったのを覚えてる


好きになる人たち
どこか似てるなー
顔とかじゃなくて雰囲気
と思ったんだけど

声が似てるのかな?

とわかったりした


でも自分に似てるのかと気づいたのはこのときから一年後


恋をするとウキウキするはずなのに
片思いを自覚してるから
いつも悲しくなる

そしていつも冷静になろうとしてしまう

注意深く相手をみようとする



初恋の人はとても素敵な人だった
その人と今の人の共通点も多いけど


嫌なところがたくさんある、
とそのあと噂を聞いてしまい、

なんでこんな人に?と思いながらも
つい想ってしまう、
どこか信じたい気持ちを捨てられず
そのままズルズル片思いすることになった


そして会うたび泣きそうになりながら遠くから想う日々

そのたび嫌な噂をきき、
嫌な言動

でもなにが一番ひっかかるのかといえば女関係

嘘つきであること


ただのダメンズ好きかよと嘆きながら

とても嫌いだし付き合いたいわけじゃない


だけどとても愛しくて


この人は私と同じ悲しみを知ってるんじゃないか

だからこそわかりあえるんじゃないか



まさにダメンズウォーカーかよ
共依存のやつじゃん
と自己分析ばかりする日々になっていた


私は親のこともあって
自分もこんな恋愛の仕方してしまうんじゃないかと

だから片思いでいい

なんていう心理に陥ってるのかもしれない


親や姉妹のように

クソみたいな男を好きになって

あとから傷つくなら


ならもう恋愛できないんじゃないか


ってそんな心の傷と向き合うことになりました



だからこそあの人もクソに決まってる
そうに違いない


と、酸っぱい葡萄の理論のように
自分のあの人が好きで本当は私だけのそばにいてほしいという気持ちが

出てきては抑え込み

出てきては抑え込み



そんな毎日のなかでも

あの人の嫌な噂は耳に入ってきて

ガッカリしては

これこそ嘘であってほしい

と執着はなくならないまま



そして過去の恋愛の話を聞く機会があって

すべて嫉妬してしまう始末


チャラくて
女好きで
彼女はいないフリをして
(いるかはわからない)
女遊びばかりしていて
でも仕事はまあまあ優秀で


そもそも私はそういう大人の世界を知らなくて
その人から男ってそんな感じなんだと知ることになって

もう恋愛というか、男と女ってなんなんだろう?

と絶望しました

ちょうどそんなときに
ゲス不倫がワイドショーで流行りだして

恋愛に関して
というより
男女に対しての絶望が募っていった


私は一人

本当は誰かわかりあえるひとがいるんじゃないかと思ったけどひとりなんだ

幻想だったんだ




もうこんな人なんて忘れたい

もういやだ



なのに愛しい


会うと嬉しくて、だけど虚しくて

そんなことをずっと繰り返していました


会うは会うけど会話はない状態です


なのにその人から自分と向き合うことになっていました

ずっと嘆いて泣いていました


その人と
親を重ねていたのかもしれません


父親にどこか似ているような気もした



だからこそ悲しい

やっぱりこの片思いは悲しい心の隙間を埋めるための執着なんだなって

親に貰えなかった愛を欲していたんだろうな

いろいろネットで私なりに
心理学とか、毒親とか、調べてみたりして

そういう人と一緒になれても
もっと寂しい思いをさせられるだけだと知り

今は孤独


でもずっと孤独なのに

人のぬくもりを知らないのに


まだ孤独なんだなって

正直

あの人に
遊ばれるだけでもマシなんじゃないかって
思うときがある


私みたいになにもないよりマシなんじゃないかなって思ったりもする


でも本当がほしい


嘘まみれの親


もうそんなのいやだって思うからなにもできない



長くなりました


そうやってあの人から恋愛への絶望、親の嘘への怒り、自分のインナーチャイルドが前より出てくるようになった一年でした

だぶんここですこしずつ浄化していってたのかなって今では思います


恋をすると綺麗になるって言われてますが
たしかに出会ってなにもせずとも便秘がなおり、体重も出会って1.2年で8キロ落ちました


最近知ったけど
そのかわりあの人はそのくらい増えたらしく笑っちゃいました

どんなシンクロの仕方だよ(笑)


でもそんなのにも嬉しくなったりするからバカだなと思います


読んでくれてありがとうございます


つづく

QooQ